| 基礎科前期を終えて |
| 私は2年前にリウマチの症状があらわれ、このことをきっかけにして、自分の食生活や生き方、 |
| 考え方を見つめ直さなくてはいけないのではないかと思うようになっていました。 |
| 鍼治療や玄米食を実践し、免疫学の本も読んでいました。 |
| 体調や血液検査結果は、良くなったり悪くなったりしており、何かもう一つ学びが足りない、 |
| と感じていました。 |
| (CRP:0.02から0.2、0.3の間を上がったり下がったりし、0.73まで上がりました。) |
| (MMP-3:38.4から徐々に数値が上がり273.8になっていました。) |
| そして、病気を治すことばかりをいつも何をするにも考えて生活をすることに、とても疲れを感じ |
| だしてきたその時に、母が知人から岡田恭子先生のお教室があることを教えていただきました。 |
| 私は以前からお料理をすることは好きでしたが、腕や手首や指に痛みが出てからは、長時間 |
| 包丁を持つことや、重い調理器具を使用することなどが難しくなっていましたので、他のかたに |
| まで迷惑がかかるのではないかという心配などもありました。 |
| しかし、母に背中を押してもらい、受講させていただくことを決めました。 |
| そして、先生の、「畳の目ほどでも健康になる」というお言葉に、とても励まされました。 |
| 前期を終えるまでの間に、先生から教えていただいたお言葉が本当にたくさんありました。 |
・このお教室では、健康な身体、健康な精神、健康な運命にする。
※恭子注:そうです。健康な身体だけではなく、究極の目的は、運命を健康にする、ということです。
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| ・1番かえていかなければならないのは図々しさ。自分の考え方のくせを変えていく。 |
| ・少しでも良くなったものを認め、褒めていく。100点満点か0点かの考えかたをやめる。 |
| ・〜よりまし、という考え方。 |
| ・人事を尽くして天命をまつ。(自分の心を明るくしようとしてもできないが、 できる努力をする。) |
| ・病気は自分の器を超えて物を食べたからである。 |
| ・病気が治るということは、認めるところからで、現実をあきらかにする=物事をよくする第一歩。 |
| ・人は自分の気持ちはどうにもならない。だから目の前にあることをして、今なすべきことをする。 |
具体的には、朝に起き、昼ごはんを食べ、夜は寝ること。
恭子注:人間は同時に二つのことは考えられない、つまり、目の前の必要な具体的なことをする、朝は布団から出て起きる、ご飯を作って食べる、などなどの日常の必要なことをする、そのとき、自分の病気のことは考えていない、、、
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| ・重荷を背負うな、責任を果せよ。 |
・自分に合った肥料をやることが、運が良いということ。自分の器を悟る。
恭子注:たんぽぽの花はタンポポの花の肥料をやることが運の良いということ。
たんぽぽの花なのに、バラの花にやる肥料をやることが運が悪いということ。
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・目標は高く、焦る気持ちはそのままに、恭子先生式マクロをコツコツとしていく。
恭子注:目標は高く、でも、日常の目の前の必要なことをコツコツとしていく、そのうちに、必ず良くなってくる。
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・根本は自分だけ仕合わせになること。そうすれば自分の心が穏やかでいられる=病気も治る。
恭子注:人にも玄米菜食をわかってもらおうとか、など自分の考えを押し付けることなく、コツコツと玄米菜食を努力する、、、
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| ・素直とは疑いつつもやってみること。 |
| ・物事をおおきくみると、病気を抱えながらもしあわせに生きることができる。 |
| ・疑問は持ちながら、今日、教わる足元の階段1段を学んでいくと、自然に分かってくる。 |
| ・うまくやろうとせずに、誠実に誠実にコツコツと続けていけば、自分が納得できるようになる。 |
| ・「のに」がつくと愚痴になる。 |
・なんでも6:4でよろしい。
恭子注:完璧主義は疲れます。10の完璧主義ではなく、善:悪 の比は、6:4 でよろしい。
「岡田恭子のらくらくマクロビオティック教室」日東書院 77ページ
恭子注:とても、私の伝えたい事を、しっかり受け取ってくださり、健康な考え方に変わっていかれました。
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| これらのお言葉のおかげで、私は少しずつですが考え方を変えることができ、自分の心の鎧を |
| はずせるようになりました。 |
| 具体的には、職場にて一緒に働いているかたがたに、ペットボトルの蓋をあけていただく |
| お願いをすることや、膝が痛む為にエレベーターを使いたいと言うことなど、今まで恥ずかしくて |
| 言えなかったお願いができるようになりました。 |
| そして、恭子先生式マクロを実践し、食事も変わりました。 |
| ・お教室に来る前の食事 |
| 朝は人参ジュース(人参3個分)。 |
| 昼、夜は玄米食でしたが、おかず特にお肉(鶏肉)中心。 |
| 間食では、白砂糖や冷たいものはとっていませんでしたが、黒砂糖、メープルシロップのものを |
| よく食べていました。 |
| 果物は身体を冷やすのではないかと思い、あまり食べていませんでした。 |
| ・お教室後の食事 |
| 朝は梅生番茶。 |
| 昼、夜は玄米中心の主食食べ。 |
| 一物全体食をする。 |
| 間食は小豆の水煮やお麸や木の実。 |
| 片栗粉を葛粉に。 |
| 小麦粉から全粒粉を使うようになりました。 |
| 動物性蛋白をやめて、植物性蛋白を取るようになりました。 |
| 以前はかつおだしを使っていましたが、昆布としいたけのだしに変わりました。 |
| 天然酵母飲料や馬油やレンコン湯など、先生の自然療法を少しずつですが取り入れるように |
| なりました。 |
| ・身体の様子 |
| 大きいお便りの量が増えましたが、軟らかいものでした。(前から軟らかい。) |
| 小さいお便りの色が最初の1、2ヶ月は濃い色をしていました。 |
| 1ヶ月目では、以前に比べて疲れにくくなりました。 |
| 2ヶ月目から、朝の目覚めが良くなりました。 |
| 身体の痛みに対しては、特に腹8分であるときのほうが、翌日の朝のこわばりが軽いように |
| 思いました。 |
| 3ヶ月目に体重が6kg減りました。 |
| 4ヶ月目から、生理の初日の痛みが少し軽くなりました。(以前は寝込んでいましたが、寝込む |
| ほどではなくなりました。) |
| 4ヶ月目後半から、とてもお腹が空くようになり、体重が2kg増えてしまいました。 |
| (主食の量が増えていました。) |
| 血液検査にて、数値の改善が見られました。(CRP:0.09、MMP-3:235.5) |
| 5ヶ月目体重がなかなか落ちないこともあり、先生に食べた物をみていただきました。 |
| タンパク質が足りていないことを教えていただき、納豆、豆腐をとるようにアドバイスをいただき |
| ました。 |
| また、ミネラル剤のサプリメントも教えていただき、飲むようにしました。 |
| そして、勝手な自分の思い込みで生野菜を全く食べていなかったので、夏はトマトやキュウリを |
| 食べてよいというアドバイスもいただきました。 |
| (その場で先生からいただいたトマトとキュウリが本当に美味しかったです。) |
| また、この時、今までの自分では感じたことのないような感情(強い怒りや人に対する嫉妬心) |
| を経験し、自分を嫌いになってしまい、辛くなっていましたが、先生にこれも解毒の一つだと |
| 教えていただき、とても心が軽くなりました。 |
| 身体の痛みの感覚としては、砂糖を食べないようになってから、関節の痛みが軽くなったと |
| 思います。(痛みが出たとしても、回復が早くなりました。) |
| また、先生から、「自分が心地よいところより、少し無理をする」というお言葉を目安に身体を |
| 動かすようにしたことは、体力もつき、身体に良かったと思います。 |
| 私は岡田恭子先生のお教室に通うことができて、とても幸運だと思います。 |
| このことに感謝をすることも先生から学ばせていただきました。 |
| 途中、自分の心の鎧に負けそうになった時、先生の「歯を食いしばってでもついてきなさい」の言葉 |
| を聞き、先生についていこう、と思いました。 |
| また、血液検査の結果をお教室で皆さんの報告させていただいた時に、皆さんが一緒に喜んで |
| くださったこともとても嬉しかったですし、皆さんのお話しを通して自分もたくさん気づきをいただ |
| けました。 |
| 先生のお教室にはそのようなすごい力がありました。 |
| そして、一生をかけて自分の天与の分限をあきらかにしていきたいな思います。 |
| そのためにも、食事は1口100回噛む、食べ過ぎない、主食中心食べ、という基本を誠実に |
| これからもがんばります。 |